sundaymail’s blog

もう聴かないかも知れない音盤達。じっとたわむ棚板のためにも……レコ棚を片っ端から聴いていく極私的レコ聴き日記。

イランのカセット(その2)

極私的レコ聴き日記。

カセット棚聴きを継続中。

旅の思い出に勝手に浸っています。

イランのカセットが数本あるので、一気に聴きます。

 

17,18.アーティスト、タイトル共に不明(…読めません) 

f:id:sundaymail:20150120180823j:plainイスファハンで購入した5本のうちの2本。

シターとタブラ

 

黄色のジャケットのカセット。

音が吹き抜けるような空間を描いたイラストがセンス良いです。

シターとリズム隊を中心にしてのオーケストレーション

詩を謡いあげるような歌もあります。

 

ブルーのジャケットのカセット。

ジャケットのイメージは静かな感じですが、シターの演奏は情熱的です。

ペルシャ語が読めたら尚面白いだろうなあ。

ジャケットにLos Angelesのタイプがあるので、アメリカ合衆国で活動するイラン人のアーティストかも知れません。

 

次です。

19.パパン・ハッシィーリ (※聞き書きです)

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1995年12月14日、ハマダンで購入。4000リアル(当時のレートで110円)。

 

このような音楽は「シャジャリオン」と言うのだと教えてもらいました。

ネイ(笛)と歌。

小鳥と鹿と花。ジャケットが春っぽいです。

イランのお正月、ノウ・ルーズにこのようなカードを貰ったことがあります。

カセットの内容はちょっと映画音楽風です。

 

ハマダンは、ブ・アリ・シーナというイランの偉人の出身地。

詩人であり、医者であり、学者。彼の博物館もありました。

郊外にはアルサドルという洞窟もあり、足漕ぎボートで洞窟内を巡れます。

ただし、訪れた12月は雪が残っていて、とても寒かった。

しかし、こういう所は、間違いなく夏が美しいはずです。

 また、イランを旅行したいです。