イランのカセット(その2)
極私的レコ聴き日記。
カセット棚聴きを継続中。
旅の思い出に勝手に浸っています。
イランのカセットが数本あるので、一気に聴きます。
17,18.アーティスト、タイトル共に不明(…読めません)
イスファハンで購入した5本のうちの2本。
シターとタブラ。
黄色のジャケットのカセット。
音が吹き抜けるような空間を描いたイラストがセンス良いです。
シターとリズム隊を中心にしてのオーケストレーション。
詩を謡いあげるような歌もあります。
ブルーのジャケットのカセット。
ジャケットのイメージは静かな感じですが、シターの演奏は情熱的です。
ペルシャ語が読めたら尚面白いだろうなあ。
ジャケットにLos Angelesのタイプがあるので、アメリカ合衆国で活動するイラン人のアーティストかも知れません。
次です。
19.パパン・ハッシィーリ (※聞き書きです)
1995年12月14日、ハマダンで購入。4000リアル(当時のレートで110円)。
このような音楽は「シャジャリオン」と言うのだと教えてもらいました。
ネイ(笛)と歌。
小鳥と鹿と花。ジャケットが春っぽいです。
イランのお正月、ノウ・ルーズにこのようなカードを貰ったことがあります。
カセットの内容はちょっと映画音楽風です。
ハマダンは、ブ・アリ・シーナというイランの偉人の出身地。
詩人であり、医者であり、学者。彼の博物館もありました。
郊外にはアルサドルという洞窟もあり、足漕ぎボートで洞窟内を巡れます。
ただし、訪れた12月は雪が残っていて、とても寒かった。
しかし、こういう所は、間違いなく夏が美しいはずです。
また、イランを旅行したいです。