sundaymail’s blog

もう聴かないかも知れない音盤達。じっとたわむ棚板のためにも……レコ棚を片っ端から聴いていく極私的レコ聴き日記。

イランのピアニスト

極私的レコ聴き日記。

カセット棚を聴いています。

イランで買ったピアニストのカセットを聴き中です。

 

20,21.アーティスト、タイトル不明(※読めない)

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1995年12月17日イスファハンで購入したカセット。

 

イランでは有名なピアニストだそうです。

ヨーロッパ(フランスだったかな)で活動したとか音楽を学んだとか。

曲は聴いたことがないものばかりです。

独特の浮遊感がある曲。それに起因するのか、どこかピッチがずれている感じ。

買った当初は、カセットテープだから回転精度が悪くてピッチがずれていると思っていました。

ところが…今回、イランのピアノ音楽を調べる過程で、あるCDブックを手に入れたのですが、それによると、近現代イランのピアノ音楽ではペルシャ音階に調律し直して演奏することがあるのだそうです。

 

そのCDブック。

22.モルテザー・マフジュービー《The Art of the Piano》及び《The Art of the Piano 2》から5曲選曲したコンピレーションCD。

(このコンピCDは株式会社ネイチャーブリス、元の音源はMahoor Institute of Culture and Art)

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2015年1月15日、Amazonで中古品を購入。1950円(定価2625円)。

 

ペルシャ音階がどういうものか知らないのですが、ピアノ鍵盤に矛盾なく当てはまることは無いように思います。

僕は音感が全然無いのですが、平均律に調律したピアノも和音を唸らせていることは分かります。いわんやペルシャ音階においてをや…。

 

このテープは貴重な記録だと思うのですが、そういう理由で、さすがにずーっと聴いているとちょっとキツいかな。

母がいれば、すぐに聴かせて意見してもらうところですが、それも叶いません。

今度、音楽を専門に勉強した友人に聴いてもらおうと思います。

 

そして、テープとCDが同じ人の演奏に聴こえるので、それも友人の意見を訊こう。