sundaymail’s blog

もう聴かないかも知れない音盤達。じっとたわむ棚板のためにも……レコ棚を片っ端から聴いていく極私的レコ聴き日記。

マダガスカル

極私的レコ聴き日記。

カセットデッキは圧迫感があるので早く仕舞いたいです。

でも、仕舞えばテープが聴けなくなる…。

 

15.TARIKA《TANORA MILALAO》(RBK)

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マダガスカルのカセット。1995年11月15日新品購入。アンタナナリボのスーパー、シャンピオンで、店員におすすめを選んでもらって購入。

下のカセットと合わせて2本で32000マダガスカル・フラン(当時のレートで768円)。

 

マダガスカルはヴァニラで有名ですね。あとはバオバブの木が思い浮かぶかな。

私が旅行した頃は、テレビコマーシャルで流れた「ワオキツネザル」と言う原猿が横っ跳びする映像が有名でした。

 

マダガスカルはアフリカのすぐ横っちょにありながら、住んでいる人々はアジア系と言われています。

1500〜2000年前に、インドネシア地域から移り住んで来た人々らしいです。

話されているマダガスカル語も、インドネシア語派とか。

 

人々の顔かたちから受ける印象も、そう言われるとアジアっぽいです。

ケニアから訪れると、特にそう感じます。

…とつい安心してしまいますが、マダガスカル人は外国人と見ると、なかなかしたたかなので注意したほうが良いと思います。

 

露店のおばちゃんが平気な顔で、現地の10倍の値段を言ってきます(^^;;

タクシーに相乗りしたオッサンが、ドライバーに現地語で何か告げて手前で降りてしまい、私に全額払わせた(・曲・)

酒屋に飲み終わったビール瓶を返すと数十円返してくれるのですが、黙っていると何もくれず、店番が自分のこずかいにしようとする(^_^*) 

道を教えてくれたオッサンが、チップを要求してきた(・曲・)ノ 払うか。

 

…個人的な恨みつらみはこのへんにして、カセットの音楽ですが、よく出来ています。

このTARIKAと言うグループは、北中正和監修『世界は音楽でできている 中南米・北米・アフリカ編』(音楽出版社、2007年)によると、マダガスカルの有名なグループ(荻原和也、168頁)らしいです。

カセットは同書発行より12年前のものなのと、記述には前身となったグループのことにも触れているので、このカセットもまた前身の段階かも知れません。

 

16.POOPY《Malagasy Rainbow》(MARS)

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購入データは上記TARIKAと同じ。

 

1990年初頭のイギリスのネオ・アコースティックとエンヤを混ぜ合わせたようなサウンド。

そんなサウンドに加えて英語の曲もあるから、海外で売ることを狙っていたのかも知れません。

個人的には、TERRY,BLAIR AND ANOUCHKAを思い出しました。

 

マダガスカルでは、モロンダヴァという町で食べたエビ入りソースかけご飯がとても美味しくて、旅の食事ベスト5に入ります。

そこで供された調味料(唐辛子ペースト)が激辛でどうしようもなくて、これも旅の激辛調味料ベスト5です。

(昼+晩)×4日間、同じものを食べたくらい気に入りました。

安かったし(80円くらい)、これだけ旨ければ他のものを食べることも無いと思ったからです。

 

あと、バオバブの実が食べられることを知って、食べました。

グレープフルーツより少し大きめの、ビロード様で覆われた殻を割ると、種子が綿菓子に包まれたような状態で入っています。その種子のまわりの綿を食べます。

酸っぱくて、ちょっと甘くて美味しいです。

食べ過ぎなければ、平和な良いおやつです。

食べ過ぎると、お腹が地獄になります。

 

マダガスカルのカセットはこの2本なので、次回は他の国のカセットを聴きます。