sundaymail’s blog

もう聴かないかも知れない音盤達。じっとたわむ棚板のためにも……レコ棚を片っ端から聴いていく極私的レコ聴き日記。

Mon Enfant,Lemuria

こんにちは。

今日も二枚聴きます!

極私的日記なのに気合入れてます(笑)

一枚目!

 

3.Fantastic Tchiko《Mon Enfant》,ファンタスティック・チコ《ザ・ゴールデン・ヴォイス・フロム・アフリカ》(AC-10012,日本盤は1984 BLUES INTERACTIONS)

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 国内アナログ盤。1990年代に新品購入。購入店不明(恐らくWAVE六本木か池袋)。

価格2300円(消費税表示なし)。

 

アフリカポップスのレコードは持ち数少ないです。

このアルバムの録音、発売時期は1979年にチコ(アーティスト)がコートジボワールにやって来て以降という以外はっきりしません。

ライナーによるとコンゴ共和国(首都がブラザビルの国)出身、ナイジェリアとコートジボワールとフランスで活動した歌手とのことです。

 

アビジャン(コートジボワールの都市)で聴かれるリンガラポップスは、アビジャン・リンガラと言うらしいです。

 購入時には分からなかった(甲高いとしか感じられなかった)声の透明さ。

リンガラポップスに特徴的な延々と続くエレキギターのフレーズと、その笑っているような音色。

そして、時たまコール・アンド・レスポンスがあって楽しい!

LP(33回転)なのに収録が4曲オンリーだから、1曲が結構長いように思えますが、聴き始めるとあっと言う間です。

 

夏の昼下がりに聴きながらビールを飲んだらきっと楽しいはず。真冬で年末の今でさえ楽しい。せっかく持っているのだから、これからは聴かなくては!

 

↓裏ジャケ。

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二枚目!

4.Lemuria《Lemuria》,レムリア《レムリア》(1978 HEAVEN RECORDS)

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 国内アナログ盤。2002年6月26日に新品購入。ディスクユニオン(吉祥寺)。

価格3000円(5%税込)。

 

ハワイのコンテンポラリー。

2002年はサッカーワールドカップ日韓大会があった年で、吉祥寺にある会社に勤めていました。このレコードはワールドカップの最中に買いました。息子が1歳の時。

 

「ブラジリアン」とか「幻の希少盤再発売!」とかのPOPに、まんまと釣られた記憶があります(笑)。

帰宅後、聴きながらライナーを読むと、ブラジルではなくてハワイのセッショングループでした。録音とオリジナルの発売時期ははっきり書いてありませんが、1978年頃のようです。

2000年初頭の日本のクラブシーンで人気が出たアルバムみたいです。どうりで、この再発盤はソフトマット調ジャケットで作りがなんとなくお洒落です。

 

曲、音はまさにコンテンポラリー。コンテンポラリーなんて今は言わないですよね。

エレピ(これも言わないか)、ホーン、黒人っぽい歌声とコーラス、たまにシンセドラムのスペイシーなサウンド。

ハワイで録音されたという情報がプラスされると、さらに心地良くなってしまいます。

 

さて、店で見た「ブラジリアン」の文字は、1970年代から1980年代に世界的に流行ったブラジル風の音…のことだと思うのですが、自分としては未消化な分野。

具体的にどんなアーティストや曲が源になったのか、未だに分からないままでいます。なんとなく、セルジオ・メンデスとかかな…。

これをチャンスに、探究することにします!

と言うことで聴いて良かった一枚です。

 

↓裏ジャケ。

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 テナーサックスとトランペット奏者に日系らしき名前があります。

裏ジャケの写真からはシンセドラムは確認できず。

とても楽しそうなセッション風景です♪

 

お読みいただいてありがとうございます。