sundaymail’s blog

もう聴かないかも知れない音盤達。じっとたわむ棚板のためにも……レコ棚を片っ端から聴いていく極私的レコ聴き日記。

Brazilian Kaleidoscope,desafio de viola

極私的レコ聴き日記。

今日はジャケ買いした記憶が強い二枚です。

二枚共に共通するアーティストがいます。

 

9.Ricardo Vilas Group《Brazilian Kaleidoscope》(TURPIN/UK HOC001 1994)

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輸入アナログ盤。購入時期不明(輸入されてすぐの1994年頃)。購入店不明(恐らくディスクユニオン新宿4Fラテンフロア)。

価格不明(2000円位)。

 

ブラジル人のヒカルド・ヴィラスがパリとロンドンで録音。発売のTurpin Recordsはロンドンの住所。録音1994年6月、7月。

 

ジャケットのファッションイラストが、1995年に訪れたブラジルで見た人たちそのまま。

A面2曲目のヒカルドのオリジナル〈Viver〉,B面2曲目スタンダードの〈Samba de Verao(夏のサンバ)〉が心地よい。

 

参考資料は、ブリザ・ブラジレイラ監修『ブリザ・ブラジレイラ』(ブルース・インターアクションズ、2001年) 82頁。

 ※同書には、ブラジル以外の国で生まれたブラジル風音楽のディスク・ガイド(159頁にDon Randi Trio+1《At The Baked Potato 》が収められていて、ジャズにおける「ブラジル風」を考えさせられる)。

  

 ↓裏ジャケ。

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二枚目。上の盤のリーダー、ヒカルドが参加しているデュオ。

10.TECA&RICARDO《desafio de viola/avec Leonardo Ribeiro》(Dare-Dare DD027LP 2002)

f:id:sundaymail:20141229191023j:plain輸入アナログ盤。2002年6月6日新品購入。ディスクユニオン(吉祥寺)。

価格2090円(5%税込)。

 

ブラジルコーナー新着のレコードを即買い。

参考資料は、麻生雅人監修『ブラジリアン・ミュージック』(シンコーミュージック、2002年)の78頁。

同書の紹介文によると「ヘシーフェ出身のテカ・カラザンスとヒカルド・ヴィラスによるデュオ・コンビ。1969年から79年にかけてフランスに滞在、活動していたのでヨーロッパでの知名度が高く、クラブ・シーンでも人気が高い。これはそんな彼らがフランスに残した珍しい音源」(麻生雅人)。

録音は1978年1月、2月。パリのスタジオ。

テカは女性でヴォーカル、10弦ギター、コーラス、パーカッション。ヒカルドは男性でヴォーカル、ギター、カバキーニョ(ブラジルの小型ギター)、コーラス。

 

ジャケットの印象とは少し違って、音作りは凝っていると感じる。

個人的な感想。しょっちゅう聴くにはちょっときつい。寒さの厳しい冬のパリでの録音ゆえの内省的な音色(の気がする)。

しかし、ジャケットが気に入っているので、ずっと手元に置きたいレコード。いずれ、お気に入り盤になるかも知れない。ジャケットが気に入った盤なら大いにその可能性がある。

 

↓裏ジャケ。

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日記、メモのつもりで書きましたので、訪問してくださった方には読みにくくて申し訳ないです。